北九州市は、133年前に建設された駅舎の一部を保存し残りを取り壊すと、武内和久市長が11月21日に発表した。
旧門司駅は明治時代に建設された。この駅の機関車庫の基礎の一部は、保存されて再度埋設される。基礎部分は19世紀のヨーロッパと日本の工法が組み合わされていると、専門家たちは述べた。
市長によると、いくつかの部分は移動され、ガラスパネルにより地下に展示されるという。
残りの部分は取り壊され、122億円で新たな5階建ての施設が建設される。新施設には、老朽化した公共施設が1つにまとめられる予定だ。
旧門司駅駅舎は1891年に開設した。その遺構は、市が新施設の建設を開始する準備をしていた2023年3月に発見された。