日本の大手電子機器メーカーは、初任給の設定方法を再考している。
現在、新入社員の給与は学歴を基に設定されている。
例えば、今年の春にパナソニックコネクトに入社した人々は、月額の初任給が大卒者で27万円、修士号を持つ人だと月給30万5,000円となっている。
しかし、同社は初任給を支払う方法を来年の春から変更することに決めた。
来春から、同社の初任給は能力や経験により変動する。
会社の立ち上げに関わったことのある新入社員、もしくは、技術に関連した経験のを持つ新入社員は、より高い初任給を提示される。こうした新入社員には、今年の初任給に10~20%上乗せした金額が支払われる可能性がある。
富士通も新入社員の研究内容や経験に基づいて給与を提示する。