携帯電話の1つの問題は、運転中に使うと危険なことがあるということだ。運転手が携帯電話を使用中に発生した重大な自動車事故の件数は、日本で昨年、過去最高の136件に達したと、警察庁が2月27日に発表した。
警察庁は、2007年からそうした事故に関するデータを収集している。136件の事故には、死亡事故と重傷事故も含まれていた。事故件数は前年から14件増加した。
昨年の136件の自動車事故のうち、125件(うち死亡事故31件)は、携帯電話で画像を見ていた運転手が関わっていた。11件(死亡事故1件を含む)は、携帯電話で通話していた人が関わっていた。携帯電話を使いながら自転車に乗っていた人が発生させた28件の重大事故もあり、そのうち死亡事故も1件含まれていた。
警察庁では、ソーシャルメディアなどの媒体を活用して、自動車運転中または自転車走行中に携帯電話を使用する危険について、若者に注意喚起を行なう計画だ。