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  3. 2023.7.21

Is your country quiet or loud?主張が強い国、控えめな国

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私の友人の1人が6月に日本を初めて訪れた。私は空港まで彼女を迎えに行き、二人で空港バスを待っているときに、友人に日本文化についてどんなことを知っているか尋ねた。「日本人にはたくさんルールがあるのを知っている。誰かの気分を害するのが心配だ」と、彼女は不安そうに言った。

彼女が日本にいる間に守ればいいシンプルなガイドラインを思い付いた。「うーん、目標はできるだけ目立たないようにすることだと思う。できるだけ静かにする。電話はマナーモードにして。大声で話さない。においの強い香水をつけない。外出中は肌を露出しない。場所を取らないように立つ場所に気を付ける」。彼女はきちんとメモを取って、すぐに携帯電話をマナーモードにした。

もちろん、私たちがバスに乗ったときに起こった最初のことは、目立たないとは程遠い日本人ビジネスマンの集団に遭遇したことだった。彼らはたばこの臭いがぷんぷんして、バスでかなりの場所を取り、1人は乗車すると携帯電話での通話を大声で終えるところだった。私は友人の方を向いて:「もちろん、例外はある」。

日本人のペットもこの目立たないようにするガイドラインに従う傾向があることに私は気付いた。日本の犬たちは、他の国々の犬たちに比べて、とてもおとなしいことが多く、大騒ぎしない。私は最近、イギリスの友人のところを訪れ、イギリスでは真逆のことが当てはまるのだと気付いた。あらゆるものがとてもやかましい―音も見た目も。人々は携帯電話で通話し、お互いに話し掛け合い、見知らぬ人にも話し掛ける。彼らは携帯電話のスピーカーで音楽を鳴らし、あらゆる種類の香水をつけていて、好きな服装をしている。完全に肌を隠している人もいれば、たくさん肌を出している人もいる。全ての人が、視覚的にも、聴覚的にも、嗅覚的にも、物理的にも場所を取っていた。虫でさえも場所を取っていた。私の友人のロンドンの家の中の小さなクモが、一夜のうちに、お土産の袋と、テーブルと、天井の間を伝い、ダイニングテーブルのど真ん中に複雑なクモの巣を張ることにした。私の日本の家のクモはあまりにも礼儀正しくて、家の中に巣を張ることはない。

それぞれの国の動物たちが、その国の文化と慣習をいかに反映しているかを見て面白いと思った。どのやり方も正しいわけでも、間違っているわけでもない。私は、イギリスで見かけた堂々としている様子も気に入ったけれど、日本の公共交通機関を使っているときに伴うことの多い静けさの方が間違いなく好きだ。

私はたいてい、年に一度海外旅行をしていて、移動自体は嫌いではあるものの、自分の世界を出て、目的地に到着したら人々がどんなふうに行動しているのかを見るのは確かに好きだ。日本での物事の様子は心地よくはあるが、他のことも起こりうるということを思い出させてもらうのは新鮮だ。

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