こんなことを言うのは少し変だが、娘が今月2歳になるのに、私はまだ父親であることと、それに伴う責任の全てに慣れている途中だ。
もちろん、今では私たちはそれに慣れて当たり前のことになり、私はそれを楽しむようにもなってきた。
朝方の夜明け前まで起きていて、週末に遅くまで眠ることができた日々は遠い昔のことだ―今では午前7時まで寝られればハッピーだ。
私の余暇の時間も娘の時間になり、それにはそれにしかない良さがある。
しかし、時々、友人たちや妻との大きな計画をし始めると、現実を突きつけられる:私たちはそれを幼児と一緒にすることはできない。
そういったことが、先月起こった。偶然お互いに結婚することになり、私たちの娘と同じ年齢の娘がいる親友2人を招いたときのことだ。
カナダからの彼らの訪問の前に、私は頭の中で、彼らの初めての日本旅行中にすることをたくさん計画していた。
4年も会っていなかった後で、彼らを案内して回り、日本を特別にしているものを彼らに経験してもらうことにかなりわくわくしていた。
東京と大阪ですることの私の「素晴らしい」アイディアのいくつかには、銀座での高級な海鮮料理のディナー、難波での都会の華やかさ見物、大阪のにぎやかな天満エリアでのバーのはしごなどがあった。
甲子園球場での観戦は、私の仲間は野球の大ファンなのでマストだった。
特に目的地を決めずに、見つけたものを見て回る長い電車の旅をするのも素晴らしいだろうと考えて、青春18切符と呼ばれる特別な電車の切符も買った。
その後、私は、友人たちと最後に一緒に過ごしてからたくさんのことが変わり、私たちは適応しなければいけなかったのだということを思い出した。
それでもいくつかの素敵なレストランには行ったが、高級過ぎるものはなく、子どもたちが不機嫌になることに備えて、いつもランチか早めのディナーだった。
タイガースの試合観戦は、妻たちと娘たちは家にいて、男たちだけで行った。
電車に乗る私の壮大な計画は、幼児たちの集中力が続く時間は電車で一日中過ごすことには不向きなため、大阪から姫路や滋賀県といった場所への短い日帰り旅行になった。
私たちは、大阪水族館や、たくさんのスイーツの店があるラ・コリーナなど、子どもたちと一緒の旅行でなければ、リストのトップに来ていなかったかもしれない場所にも行った。
最高の2週間だった。私たちは一緒にたくさん笑い、いくつかの素晴らしい思い出もできた。
そして毎日、私たちは7時までには起きて、10時までにはベッドに入った。