創業者である故ジャニー喜多川氏による性的虐待で汚されたタレント事務所を再出発させるため、ジャニーズ事務所は10月2日、所属タレントを管理する新会社を設立する計画を明らかにした。
同事務所は社名をスマイルアップに変更し、2019年に死去した喜多川氏が行なったとされる児童性的虐待の被害者特定と補償業務に専念する。スマイルアップは業務を完了した時点で解体される。
まだ名前の決まっていない新会社がタレント事務所の役割を担うことになる。
「自分たちでジャニーズ事務所を解体し、被害に遭われた方々に真摯に向き合う」と同事務所の東山紀之社長は記者会見で語った。「新しい会社でファンの方々と一緒に新しい未来を切り拓いていく」。
ジャニーズの名を冠した関連会社や所属グループの名称はすべて変更される。ジャニーズWEST といったグループのほか、若手グループをマネジメントするジャニーズアイランドやジャニーズ・ミュージックカンパニーが含まれる。