与党・自民党の最大派閥の議員が1月7日、同党を巻き込んだ政治資金疑惑で初の逮捕者となった。
検察は衆議院議員の池田佳隆容疑者が、故安倍晋三首相がかつて率いた派閥が作った裏金から2022年までの5年間で計4,826万円を受け取ったとみている。
池田氏の政策秘書である柿沼和宏容疑者(45)も逮捕された。2人は、池田容疑者が受け取った資金を政治資金収支報告書に記載しなかった罪に問われている。
検察は57歳の池田容疑者が証拠を隠匿・隠滅する可能性があるとして、彼の逮捕に踏み切った。
検察はこの4期目の議員(池田容疑者のこと)が収支報告書の作成を担当していた柿沼容疑者と共謀したと断定した。
岸田文雄首相は1月7日、自民党は池田容疑者の除名を決定したと記者団に語った。