自分の生活状況を難しいとみなしている日本の世帯の割合は、2023年に前年から8.3%ポイント増加して59.6%になったと、厚生労働省の調査が示した。
厚生労働省は、この結果は物価上昇に起因していると考えている。
この調査は、生活状況に関する国の世論調査の最新版で、昨年6月から7月に実施され、世帯構成などに関する調査では4万526世帯、収入などに関する調査では4,768世帯を対象に実施された。この調査では、世帯当たりの1年間の平均収入が前年比で3.9%に相当する21万5,000円減少して524万2,000円になったことも示された。