野生生物保護団体職員らは7月13日、カリフォルニア州サンタクルーズ沖で、サーファーからサーフボードを力づくで奪い、カヤックに乗っている人たちに攻撃的に近づいていた手に負えない悪さをするラッコを捕まえようとしていた。
5歳のメスのラッコは数週間に渡って人に対して攻撃的で、人々の安全にリスクをもたらしてきたとアメリカ魚類野生生物局は声明で発表した。
ソーシャルメディアでシェアされた動画や写真は、この海洋哺乳類(ラッコのこと)がいくつものサーフボードの上に乗り―少なくとも1件ではサーフボードの塊を噛みちぎって―サーファーに攻撃的に近づく様子を見せた。
カリフォルニア州魚類野生生物局と近くのモントレー湾水族館の野生動物の専門家チームは、この動物(ラッコのこと)を捕まえて新しいすみかに入れようとしていたと、アメリカ魚類野生生物局は述べた。
「けがの報告は確認されていないが、このラッコの極めて稀な行動により、カヤックに乗る人々とサーファーをはじめとするこのエリアで楽しんでいる人々は、このラッコに近づいたり、ラッコとの関わりをけしかけるべきではない」とアメリカ魚類野生生物局は伝えた。