中国東部の動物園は、園内のクマの一部は着ぐるみを着た人間かもしれないという示唆を否定した。この動物(クマのこと)が人間のように立っている写真がインターネット上で広まった後のことだ。
マレーシア原産のマレーグマは他のクマよりも小さく見た目も違って見えるが、本物であると、杭州動物園はソーシャルメディアアカウントで7月31日に述べた。
その投稿には「私が人間みたいに立っていると思う人もいます」とクマの視点から書かれていた。「私のことをあまりよく分かっていないみたいですね」。
その動物園で電話に出た1人の従業員はそのクマについて話すのを控えたが、記者たちがクマを見に来るための訪問が7月31日に設定されたと述べた。
1頭のクマが細い後ろ脚で直立している様子を示す写真が広まった後、インターネット利用者たちはこの動物園のクマが本物かどうか疑問を持った。
「立ち方のために、このクマたちは『ふん装した人間』なのではないかという疑問を持つ人もインターネット上にいる」と『杭州日報』紙は報じた。
この動物園によると、マレーグマは大型犬くらいの大きさで、後ろ脚で立つと身長が最大で1.3メートルほどになり、これと比べて、ハイイログマや他の種は最大2.8メートルだという。