イラクの首相は、イラクの航空機の貨物室の木箱からクマがどうやって逃げ出したのかについて調査を命じた。この飛行機は、ドバイ空港から出発する予定だったが、遅延をめぐって乗客は不機嫌になり、ソーシャルメディア上で騒ぎを引き起こした。
イラク航空は、クマの逃亡は同航空会社のせいではなく、便の乗組員はアラブ首長国連邦の当局と協力して、アラブ首長国連邦はこの動物(クマのこと)を鎮静化させ、飛行機から下ろすために、専門家を派遣したと発表した。
ソーシャルメディア上で出回った動画は、クマの逃亡のために離陸が遅れたことについて、飛行機の機長が乗客に謝罪する様子を映し出していた。
イラク航空は8月5日、クマを輸送する手続きは、法律に従い、また国際航空運送協会によって承認された手続きと基準に従って行なわれたと述べた。
イラク航空の職員は8月6日にAP通信に対し、クマがバグダッドへ移送される予定だったことを認めた。
イラクで―特にバグダッドで―捕食性の動物をペットとして飼うことは、裕福な人々の間で人気になっている。