コロラド州の判事は、下請け業者に2万3,500ドル(350万円)の和解金を重さ3トンの小銭を送ることで支払おうとした溶接会社を非難した。
裁判所に提出された書類によると、ジョセフ・フィンドリー判事は10月24日、JMFエンタープライズがファイアード・アップ・ファブリケーションの弁護士たちの事務所の貨物用エレベーターと、それを運ぶために必要とされたフォークリフトでさえ運ぶことができないほど重い、小銭が入った特注の金属製の箱を届けることで、「悪意をもって不誠実に行動した」との判決を出したという。
フィンドリー判事は、JMFに小切手などのもっと一般的な方法で支払いをするよう命じた。JMFはさらに額の大きな小切手を書かなければならないともフィンドリー判事は述べた―JMFに小銭で支払う権利があるかどうかをめぐるその後の争いにかかった訴訟の費用を補うための推定で8,092ドル(120万円)を支払うためだ。
協力会社の弁護士の1人であるダニエル・ビーム氏は、判事の命令を最初に報じたデンバーのKCNCテレビ局に対し、小銭での支払いは「中指を突き立てる侮辱のジェスチャーを象徴するもの」だったと述べた。
JMFの弁護士らは、和解の合意は、和解金がどのように支払われるべきかを具体的に特定しておらず、ファイアード・アップ・ファブリケーションに嫌がらせをする意図はなかったと述べた。