サウスカロライナ州のある郡で現れたセミたちの声があまりにも大きかったために、住民たちが郡警察に通報してサイレンまたは大きな叫び声が聞こえるのはなぜかと尋ねた。
ニューベリー郡警察は4月23日にフェイスブック上でメッセージを発信し、サイレンのような高音の音は、10年以上潜んだ後で交尾相手を引き付けるために鳴いているただのオスのセミだと人々に知らせた。
この騒音は一体何なのかと尋ねるために、郡警官を呼び止める人さえいたと、ニューベリー郡警察のリー・フォスター保安官は述べた。
最もうるさいセミは、コロンビアの北西約65キロのところにある人口約3万8,000人のその郡の周辺を動き回り、一日がゆっくり過ぎていくにつれてさまざまな場所からの通報を促したとフォスター氏は述べた。
赤い目をした大量の周期ゼミが4月にアメリカ東部で地中から出現していた。その年次集団は13~17年の周期にある。
彼らの集まった鳴き声は、ジェット機のエンジンと同じくらいうるさくなることがあり、彼らのことを研究する科学者たちは聴力を保護するためによく耳あてを着用する。
「この騒音が不快な人もいるかもしれないが、彼らは人間やペットに危険を及ぼさない」とフォスター氏は郡の住民に宛てた彼の声明の中で書いた。