ニュージャージー州の一組の五つ子全員が今、彼らの故郷の州にある同じ学校の卒業生になった―違う専攻ではあるが。
ポヴォロ家の五つ子は5月13日、全額支給の奨学金を全員受け取っていたモントクレア州立大学から学位を授与された。7月4日に数分差で生まれた2人の少女―ビクトリアさんとアシュリーさん―と3人の少年―ルドヴィコさん、マイケルさん、マーカスさん―は、人生の中の1つの章が幕を閉じるのは「感極まる」時間だったと認めている。
しかし、結束の固いトトワ地区のこの一家は、この学校は彼らに独自の学業的関心と課外活動を見つける機会も与えてくれたと話している。
「私たちは全員が卒業証書とそういったものと共に卒業することができるくらい幸運に恵まれた。それも私たちのまさに大親友たちと一緒にそうできて―この人たちは間違いなく私の親友なので、みんなで一緒にそうできて最高だ」と、ルドヴィコさんは自分の兄弟姉妹のことについて話した。
彼らは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックのせいで彼らのパセイク・バレー・リージョナル・ハイスクールでの卒業式が行なわれず、そこでの卒業式を経験しなかったこともあって、この大学での卒業式は特別なものとなった。