ニューハンプシャー最大の湖を高速でぐるぐる走っていた無人の暴走ボートは、水上オートバイからこの上に飛び乗った10代の若者によって安全に停止された。
この出来事を動画に収めたリッチ・ボーノさんは7月3日、ウィニペソーキー湖のスミス洞窟で停泊していたとき、普段は静かで、厳しいスピード制限のあるエリアで騒音を耳にしたと語った。
「エンジンの始動音が聞こえ、波止場の端から音のする方を見下ろすと、ボートがぐるぐる回っているのが見えて、そこには誰も乗っていなかった」と彼は話した。「明らかに、それは良くないことだ」。
ボーノさんはその後、その船を運転していたセーリングのインストラクターが、レッスンで使っていたテニスボールを拾うために水の中へと手を伸ばしたときに生徒の1人のヨットが転倒したことを知った。そのヨットのマストがモーターボートのスロットルに当たり、インストラクターを船外に放り出して、ボートがぐるぐる回りだした。
ブレイディー・プロコンさん(17)は、彼の近所の人の水上オートバイの後ろに飛び乗った。彼らは暴走ボートに横付けして、プロコンさんがボートに飛び乗り、エンジンを切った。
付近には、ヨットに乗っている複数の子どもたちや、停泊していた他の船もあったが、誰もけがをしなかったとボーノさんは述べた。