ペストという名前で、体重が親ペンギン2羽を合わせた重さと同じくらいの巨大なキングペンギンの子どもがソーシャルメディアで有名になり、オーストラリアの水族館でたいへんな人気者になっている。
生後9ヵ月で体重が22キロあるペストは、シーライフ・メルボルン水族館がこれまでに迎えた中で最も重いペンギンの子どもだと、この水族館の飼育員のジャシンタ・アーリーさんは9月20日に語った。
対象的に、この子の親のハドソンとタンゴは体重がそれぞれ11キロだ。
ペストの世界的な名声は彼の体の大きさと共に成長していった。世界中で19億人以上がソーシャルメディアを通じて彼を見たと、この水族館の声明は伝えた。
彼の成長は羽の生え変わりの時期に一段落する。彼は茶色の羽根が抜け始めていて、若い成体の黒と白の羽に生え変わる。
「彼は次第に、あの本当にかわいらしい赤ちゃんの綿毛をなくし始める。赤ちゃんの綿毛が完全になくなるのに1~2ヵ月かかるかもしれない。それから彼は素敵で艶のある流線型の姿になる」とアーリーさんは話した。
しかし、あとさらに2週間はティックトックの有名な人気者として、これからも見分けがつくだろうと彼女は予測している。