テキサス州のSNSインフルエンサーがニューヨーク市のマラソン大会で、電動自転車に乗ったカメラマンを連れてマラソンを走った後、今回の大会で失格となった。
この由緒あるマラソン大会を主催しているニューヨーク・ロードランナーズ(NYRR)は11月5日に声明で、マシュー・チョイがYRRの行動規範と大会のルール、さらにはマラソンの国際統括団体ワールド・アスレティックスのルールにも違反したと発表した。
「NYRRが注目した事案の1つは、無許可にもかかわらず電動自転車に乗ってコースを伴走した2人に助けを借りながらチョイが走り、他の走者の邪魔になったことだった」とこの団体は述べた。NYRRは、チョイさんを今後の大会からも出場禁止とした。
ニュージャージー州のモンマス大学のチームに所属していたこの元フットボール選手(チョイさんのこと)は、自身のソーシャルメディアアカウントにマラソンを走っている自分の動画を複数投稿し、この動画はすぐに冷笑を買うこととなった。
「ランナーとして、彼を見られたのは恵まれていた。早く追い抜いて、自分がもう二度とあの人と、その愚かな仲間を大会の残りで見ないようにしてやろうと余計にやる気が出てきたから」と、あるユーザーは「Reddit」に投稿した。