ヨーロッパで大気汚染による18歳未満の人々の早死にが毎年1,200人以上にのぼり、大気汚染が後の人生における慢性疾患のリスクを高めていると、欧州連合(EU)の機関が4月21日に発表した。
最近では改善されてきているにもかかわらず、「主要な大気汚染物質の濃度は多くのヨーロッパの国々で依然として世界保健機関のガイドラインを上回ったままで」、特にヨーロッパの中部から東部とイタリアは特にそうだと、欧州環境庁はEU加盟国27ヵ国を含む30ヵ国以上の調査後に発表した。
この報告は、主要な工業国であるロシアとウクライナ、イギリスを対象としておらず、欧州大陸の全死者数はもっと多くなる可能性があることを示唆している。