高さ1メートル42センチ、重さ38キロのアルテミスは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の機械工学者たちが開発したその種では初めてのロボットで、サッカー競技場に行く準備ができている。
「Advanced Robotic Technology for Enhanced Mobility and Improved Stability(動きを強化し、安定性を改善するための先進ロボット工学)」の頭文字であるアルテミスは、最先端の技術を用い、激しい蹴りと強い押しにもバランスを維持し、物を投げられても耐え、走ることができる。しかし、アルテミスを実に際立たせているのは、ボールを蹴る能力だ。
このロボットの全体の能力は7月にフランスのボルドーで開かれるロボカップで披露される。