2022年度に実施されたある調査で、日本の児童・生徒の6.3%が食物アレルギーを患っていることが示され、約9年間で1.8%ポイント増加した。重度のアレルギー反応であるアナフィラキシー反応も上昇している。
日本学校保健会による最近の調査で、公立の小学校、中学校、高校が認識している何らかの食物アレルギーがある子どもたちの数は、52万6,705人で、前回の調査の2013年度から4.5%増加した。2004年度にはアレルギーを報告したのは2.4%だけだった。
医療の専門家は、花粉症を患う人は果物アレルギーを発症する傾向があるため、この増加傾向は花粉症の有病率がさらに拡大したことに起因しているかもしれないと述べた。