中生代の哺乳類の多くが恐竜のエサになっていたということにあまり疑いがない一方で、一部の哺乳類は実際には恐竜を食べていた。
中国北東部で発掘された劇的な化石は、約1億2,500万年前に、攻撃的なアナグマのような哺乳類が草食恐竜を攻撃し、獲物に乗って、犠牲になった恐竜に歯を深く突き刺した様子を示していると、研究者たちは7月18日に述べた。
この化石は白亜紀にさかのぼり、4本足の哺乳類レペノマムス・ロブストゥス―家で飼われている猫くらいの大きさ―が、くちばしのある2本足の恐竜プシッタコサウルス―中型犬ほどの大きさ―に絡まっている様子を示した。