インドは8月23日、月の南極付近に探査機を着陸させた初の国になった。世界で最も人口が多い国(インドのこと)とその野心と、低費用の宇宙プログラムにとって、歴史的な大成功だ。
無人探査機「チャンドラヤーン3号」は、サンスクリット語で「月の探査機」という意味で、インド時間で午後6時4分(グリニッジ標準時1234)に月面に着陸し、宇宙管制センターの技術者らは熱狂して歓声を上げ、同僚たちと抱き合った。インドの探査機の着陸は、ロシアの探査機が同じ地域に墜落した数日後のことだった。
インドは、アメリカ、中国、元ソ連に続いて、宇宙船を月に着陸させることに成功した4番目の国になった。