Oetzi the Iceman’s roots traced to Turkey5,300年前のミイラ「アイスマン」、現在のトルコにルーツ

エッツィと呼ばれるアイスマンがイタリア山脈で発見された数十年後に、科学者たちはこの古代のハンターをより詳細に解明するため、この有名な氷河のミイラのDNAをさかのぼって詳しく調べた。

『セル・ジェノミクス』誌に８月16日に掲載された研究によると、科学者たちは、エッツィは現在のトルコの農耕民にルーツのほとんどを持っており、当初考えられていたよりも、彼の頭部は頭髪がより少なく、肌の色はより濃かったと判断したという。　

5,000年以上前に生きていたエッツィは、背中を矢で撃たれて殺された後、氷の中に凍結されていた。1991年に登山者たちが彼を衣類と所持品―銅のおのと大弓、クマの毛皮の帽子を含め―のいくつかと一緒に発見した。