海の魚は海洋熱波を乗り切ることができ、個体数に大きな影響はなかったと、ある研究が8月30日に示し、夏の記録破りの高温に続いて珍しい一瞬の良いニュースだった。
気象モニターは7月に記録的な海洋表面温度の高温を報告した―しかし、1993年から2019年までの深海の魚のサンプル数千個の研究では、海洋熱波はほとんどの場合、漁業に危害をもたらさなかったことが分かった。
「この結果に驚きました」と、『ネイチャー』誌に掲載された複数の国々にまたがるこの研究論文の筆頭著者で、サンタ・クルーズにあるカリフォルニア大学の海洋科学部のアレクサ・フレッドストン准教授はAFP通信に語った。