気候変動によって強まっている気象災害―洪水から干ばつ、嵐から山火事に至るまで―で2016年から2021年の間に家を追われた子どもたちの数は4,310万人に上ると、国連児童基金が10月5日に警告し、被災者へ関心が払われていないことを非難した。
この問題に関する広範囲の報告で、この国連機関は影響を受けた子どもたちの一部についての痛ましいストーリーを詳細に伝え、報告書の共同執筆者であるローラ・ヒーリー氏はAFP通信に対し、そのデータは「氷山の一角」しか明らかにしておらず、もっと多くの子どもたちが影響を受けている可能性があると語った。
ユニセフは11月と12月にドバイで開かれるCOP28気候サミットでこの問題に取り組むように世界の首脳らに求めた。