ニューメキシコ州ホワイトサンズ国立公園で発見された化石化された足跡の古さを確認した新しい研究によると、人類はこれまで考えられていたよりも数千年前に北アメリカの土地を歩いていたという。
放射性炭素年代測定と光刺激ルミネッセンス年代測定に基づくと、この足跡は約2万1,000年から2万3,000年前にさかのぼると、研究者たちは10月5日に発表し、最後の氷河期の最も住みにくい環境の中で、ホモ・サピエンスがすでに北アメリカに足がかりを持っていたことを示している。
これまでの証拠は、人類が北アメリカに居住するようになったのは、約1万6,000年前に始まったと示唆していた。