イギリスの専門家たちによると、鳥インフルエンザが南極地方で初めて検出されたという。致死性のウイルスがペンギンなどの現地の生物種を脅かす可能性への懸念を高めている。
イギリス南極研究所は、南米の東、南極の主な大陸の北に位置する英領サウスジョージア島バードアイランドで死んだ茶トウゾクカモメから同研究所のスタッフがサンプルを取ったと述べた。
試料はイギリスに送られ、陽性の結果が出たと、その英南極研究機関は10月23日に声明で明らかにした。
このウイルスは、南アメリカへの渡りから帰ってきた鳥たちによって持ち込まれた可能性が高い。