日本各地で小さな感染事例が発生していることを受けはしかのワクチン需要が急増する中、厚生労働省は子どもへのはしかの予防接種の安定した供給を確保するように自治体に通達した。
厚生労働省の通達は3月21日に発表され、子どもへのはしかの予防接種を優先するため、地元の医薬品卸売業者と医療機関と連携を取るよう自治体に求めている。
はしかは感染力が強く、ウイルスは空気感染する。感染した人のせきに含まれる飛沫にさらされた後や、ウイルスに汚染された表面への接触から感染が発生する。承認されたはしか用の医薬品はない。