日本で梅雨の時期にカタツムリを見かけることは乾燥した都市部が増えるにつれて珍しくなってきており、近畿地方西部では種の半数が絶滅の危機にあると専門家たちは警告している。
カタツムリが生息できる新たな緑地を作る取り組みは、あまり効果は期待できない。カタツムリは移動性が低いため、そのような緑地に移動することが難しいからだ。
カタツムリは、殻を持つ腹足類の一種だ。日本には約800種いる。
滋賀県の琵琶湖博物館の専門学芸員の中井克樹氏によると、カタツムリ―乾燥した環境に弱い―は、都市化が原因で人間に近い場所では減少しているという。