中国の科学者たちは、2020年の探査で持ち帰られた月の土壌を使って大量の水を生成する全く新しい方法を発見したと国営放送CCTVが8月22日に報じた。
2020年に、中国の月探査機「嫦娥(じょうが)5号」のミッションは、44年ぶりに人類が月の試料を持ち帰った記念すべき出来事になった。国営の中国科学院の研究者たちは、この「月の土」に含まれる鉱物には大量の水素が含まれており、とても高い温度で熱せられると他の元素と反応し、水蒸気を生成することを発見したと、CCTVは報じた。
この発見は、月に恒久的な基地を建設する中国のプロジェクトにとって重要な意味を持つ可能性がある。