ストーンヘンジの中心に祭壇石がある。この祭壇石は、ずっしりとした砂岩の板で、その起源と目的はこの有名な巨石の遺跡(ストーンヘンジのこと)の永遠の謎のうちの1つだ。新しい分析で、この長方形の巨石は、驚くべき移動をして人類の古代の不思議の1つの一部となったことが明らかになった。
その地球化学的な判別情報は、スコットランド北東部に見られる岩盤と完全に一致したと、研究者たちは8月14日に発表した。この祭壇石―推定6トンの重さがある―は、イングランド南部のソールズベリーの平野まで、ストーンヘンジを作った人々によって700~750キロ運ばれたことを示唆した。