これまで生息していた中で最大の虫–数十本の足があって体長が2.7メートル近くある怪物–はすでに十分恐ろしく、この絶滅した節足動物「アースロプレウラ」の頭部がどんなに怖いものだったか科学者たちは全く想像できなかった。
このたび、科学者たちは、完全で保存状態がとても良い若い個体の化石を研究した後、かわいくはないが、顔写真を生成した。
10月9日に科学誌『サイエンス・アドバンシズ』に掲載された新しい研究によると、この巨大な虫の頭部は、ベルカーブの触覚が2本、カニのような突き出た目が2つ、葉と樹皮をすりつぶすのに適したやや小さい口が1つついた球体だったという。