最新の数値によると、戦火に見舞われているスーダンでコレラの発症件数が2週間以内で40%近く増加しており、世界保健機関(WHO)の職員たちを警戒させている。
スーダンの保健省は10月7日、この期間に18の州のうち11州の各地でコレラの患者数は2万1,288人に上り、これには626人の死亡も含まれると発表した。これは、9月26日に報告された発症件数1万5,577件と死亡506人からの著しい増加を示している。これらの新規感染は主に東部の州で発生していた。
発症件数のほとんどは、ユニセフが保健省とWHOと協力し、9月に開始されたコレラの経口ワクチンの2回目の接種を実施しているカッサラ州で報告された。