名古屋大学などの機関の研究チームは、ブロッコリーやセロリに含まれる抗酸化物質ルテオリンがマウスの白髪の進行を抑制するのに役立つことを発見した。
この発見は、1月11日に国際誌『アンティオキシダンツ』に掲載され、経口摂取でも局所塗布でも両方で効果があったことを示した。研究チームは、ヒトでのさらなる実験が、白髪を予防または減らす薬の開発につながると期待している。
マウスは通常、年を取ったときに白髪が生えてくることはないが、名古屋大学の研究チームの加藤昌志氏は、若白髪になるように遺伝子が組み替えられたマウスのモデルを生成した。