遠く離れたノルウェー北極圏の島にある人工の洞窟に世界中から集めた食料の種子を保管している世界滅亡の日に備えた貯蔵庫は2月25日に1万4,000種類以上の新しい種子を受け入れたと、スヴァールバル世界種子貯蔵庫がインスタグラムのアカウント上で明らかにした。
この種子貯蔵庫は、核戦争から地球温暖化に至るまで、さまざまな災害に耐えるように山の内部深くに設置されており、数千種類の植物種の遺伝情報を保管する世界の遺伝子バンクのバックアップとして、2008年に立ち上げられた。新たに提供された種子には、スーダンからの15種の試料が含まれている。それらは数種類のソルガムで構成され、ソルガムはスーダンの食料安全保障と文化的遺産の両方にとって重要な植物だ。