サッカーの日本女子代表は8月11日、オークランドのエデンパークで行なわれた準々決勝での手に汗握る終盤の後、スウェーデンに2対1で破れ、ワールドカップから敗退した。
スウェーデンは、87分に交代選手の林穂之香選手が日本の戦いに再び息を吹き込む前、2対0でリードしていた。10分以上のロスタイムの間に、その2011年の優勝チームは同点ゴールを決めようと必死に戦った。
アマンダ・イレステト選手が32分に世界3位のスウェーデンにリードを与え、フィリパ・アンイエルダール選手が後半6分、ペナルティーマークから点差を2倍にした。
日本は戦いを諦めなかったが、植木理子選手が76分のペナルティーを外し、スウェーデンは準決勝進出への非常に強いプレッシャーの下でしっかりと守りを固める中、11分後の林選手のゴールは遅すぎたことが証明された。
日本は反撃したものの、なでしこジャパンは、スウェーデンに序盤の優勢を許し、チャンスを生かして得点することができなかったことで試合を難しくしてしまったと、2011年の優勝チームで唯一残っているメンバーであるキャプテンの熊谷紗希選手は述べた。
「最後に取り返すチャンスはたくさんあった」とこのローマのディフェンダーの選手(熊谷選手のこと)は述べた。
池田太監督は、期待を上回り、準々決勝へ進出するまでに1点を許しただけで14得点を挙げてトーナメントを活気づけた若いチームに誇りを持つと述べた。
「最後まで諦めずに戦ってくれたことを誇りに思う」と池田監督は述べた。「なでしこらしさを見せてくれたと思う」。