eスポーツは、中国のeコマースの拠点である杭州市で、正式なメダル種目として、待望のアジア大会デビューを果たした。
ミャンマーはこの日最初の試合で、モバイルゲームのアリーナ・オブ・ ヴァラーでキルギスに勝ち、観客はスタンドから声援を送り、ペンライトを振って、ライブのコンサートと似た雰囲気を生み出していた。
香港がその後、アジア「オリンピック」の正式な開幕日の翌日、中国杭州eスポーツセンターで行なわれた同じマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)の試合で台湾に勝った。
「私たちはコミュニケーションが良かったので、この試合に勝つことができた」と、香港の22歳のプレイヤー、チャン・ツ・ヒンさん(英語名:ジャスティンさん)は語った。
「私はこのゲームは1日8~10時間プレイしてきた。時間があるときは、他のゲームもするが、毎日このゲームに集中している。私たちのチームはメダル獲得を目指している」。
そのメダルは金メダルかと尋ねられて、彼は「いいえ、メダルであれば。何色でもいい」と話した。
eスポーツが本物のスポーツかどうかについては議論があり、ゲーム中毒についての懸念もあるが、eスポーツ市場の成長可能性は無視できない。
eスポーツは、インドネシアのジャカルタとパレンバンで開かれた2018年の前回のアジア大会でエキシビションとして導入された。eスポーツは、2週間に渡る杭州市での大会で最も見られる種目の1つとなる予定だ。