大谷翔平選手は日本人で初めて、アメリカのメジャーリーグ(MLB)の1つのリーグでホームラン数で首位に立つ選手になった。レギュラーシーズンの最終日である10月1日、44本でアメリカン・リーグのホームラン王のタイトルを獲得した。
その二刀流スター選手(大谷選手のこと)は、シーズンを終えるひじの手術を先月受ける前、135試合にしか出場していないにもかかわらずこの偉業を達成した。
彼は、鈴木イチローさんが打率で両リーグトップになった2004年以来、初めてMLBの打者のタイトルを勝ち取った日本人選手だ。イチローさんにとって、それはシアトル・マリナーズの選手として2度目のアメリカン・リーグの打率のタイトルだった。
「今までにアメリカのメジャーリーグでプレーしてきた偉大な日本人選手のことを考えると、恐縮でもあり、とても光栄なことだ。チームメイトとファンの皆さんに感謝している」と大谷選手は声明で述べた。
9月30日にロサンゼルス・エンゼルスのチームの最優秀選手に3年連続で選ばれた大谷選手は、2度目となる、今年のアメリカン・リーグ最優秀選手の圧倒的な最有力候補だ。
彼は、打率.304、出塁率.412、長打率.654を記録し、どれも彼の6年間のMLBでのキャリアの中で最高記録だ。投手としては防御率3.14、132イニングで167奪三振、10勝5敗だった。この冬の間に、MLBのフリーエージェントとして過去最高の契約を結ぶことが予想されている。