二刀流のスター選手である大谷翔平選手は、ロサンゼルス・ドジャースと過去最高記録となる7億ドル(1010億円)の10年契約に合意したと、所属事務所が12月9日に発表した。
CBSスポーツによると、この合意の合計金額は、リオネル・メッシ選手のサッカーの強豪チーム、バルセロナとの契約金額6億7,300万ドル(970億円)を簡単に超えて、大谷選手は史上最高額が支払われるスポーツ選手になったという。
この契約は、ロサンゼルス・エンゼルスの外野手でチームメートであるマイク・トロウト選手がこれまで持っていたMLBの過去最高合計額4億2,650万ドル(620億円)という記録を破ったと、フォーブズ誌は報道した。
「ファンの皆さん、球界関係者の皆さん、決断に時間がかかってしまいおわび申し上げます」と、大谷選手はインスタグラムの投稿で述べた。
「エンゼルスで過ごした6年間は、私の心に永遠に刻まれるでしょう」と彼は言った。「そして、ドジャースファンの皆さん、私はチームのために最善を尽くし、自分自身が最高の状態でいられるよう常に全力を出し続けることを約束します」。
岩手県出身の29歳の人(大谷選手のこと)は最近、メジャーリーグベースボール(MLB)で全会一致で2回選ばれた初の最優秀選手になった。大谷選手は、手術が必要になったひじのけがを8月下旬に負うまで、アメリカンリーグをリードする44本ホームランを打ち、投手としては10勝5敗の記録を持ち、防御率3.14の成績だった。