海上自衛隊のヘリコプター2機が4月20日の遅く、伊豆諸島付近での夜間の訓練中に墜落し、乗組員の少なくとも1人が死亡し、7人が行方不明となっており、この2機のヘリコプターは衝突したと考えられると、木原稔防衛相は述べた。
木原防衛相は4月21日にテレビ中継された記者会見で、発見された1人の乗組員は死亡が確認されたと述べた。
「このような状況に至ったことは誠に残念だ」と、木原防衛相は述べた。「他の7人については、捜索して救助するために全力で取り組んでいる」。
死者の身元は、すぐには発表されなかったが、4月21日に後から、遺体は神奈川県横須賀市の病院に検査のために移送されたと木原防衛相は述べた。
木原防衛相は、2機のSH-60Kヘリコプターのフライトレコーダーが発見されて、両機の近くで回収された後、墜落の原因は調査中だと述べ、防衛省は「衝突の可能性が高いと」判断したと木原防衛相は述べた。
SH-60Kヘリコプター―護衛艦から主に操縦される―での飛行訓練は中止されたと、木原防衛相は付け加えた。
乗組員を4人ずつ乗せていたこれらのヘリコプターと連絡は、伊豆諸島の鳥島の東約270キロのエリアで途絶えた。