Bengaluru (India)インド・ベンガルール

ベンガルール―多くの人々が今でもバンガロールと呼ぶインドの都市―は、最近では繁栄するテクノロジーの中心地として知られている。しかし、ここにはお薦めしたい数世紀の歴史と文化があり、さらに自然の美しさもある。

豪華なベンガルール宮殿でこの歴史のいくつかを味わってみよう。1878年に建設され、800万人のこの都市の中心に位置する。イギリスの城に似ていることは偶然ではない；ウィンザー城にインスピレーションを受けたらしい。見どころには、巨大な象の頭部がある広大なダーバーホールなどがある。

宮殿の中には、そういうものが好みならば、遊園地「ファン・ワールド」もある。スリルのある乗り物、ウォーターパーク、冬をテーマにしたディスコも期待できる。

インドの未来の一端をうかがうには、バッグメイン・テック・パークを散策しよう。この未来的な地区は、モトローラ、オラクル、デル、HSBCといった有名企業を誘致している―人目を引く不動産もある。

この都市からそれほど遠くないナンディ・ヒルズの頂上へ向かおう。ここには複数の寺院があるが、本当の名所はたくさんあるハイキング道と高い位置に置かれた展望デッキだ。夕陽を見るのに最高の場所だ。

この市の最も有名なランドマークは、全然古代のものではない。ISKCON寺院は、クリシュナ意識国際協会―ハレ・クリシュナ運動―の世界最大の寺院の１つだ。無料のベジタリアン料理を食べにランチタイムに訪れよう―たぶんたっぷりの布教活動もあるだろう。信者でなくても、それは感動的な体験になりうる。

最後に、ラールバーグ植物園でリラックスしよう。1889年にさかのぼるガーデン・グラス・ハウスを歩くことは、ビクトリア時代のイングランドを訪れているかのような感覚になるだろう。