ニュージーランドのクリス・ヒプキンス首相は5月1日、個人的には自国が共和制に移行することに賛成だが、自分が首相としてその変化を推し進めるつもりはないと述べた。
ヒプキンス首相は、ロンドンで5月6日に行なわれるイギリスの国王チャールズ3世の戴冠式に向けて出発する数時間前に、報道関係者らにこのコメントをした。
ニュージーランドは、イギリスの元植民地で、自治が認められているが、チャールズ国王が君主と国王として概ね儀式的役割を維持している。
バルバドスは2021年に共和国になった。ジャマイカは昨年、独立を求める予定だと発表した。オーストラリアは2月に、5ドル(450円)札にチャールズ国王の肖像を掲載しないことを決めた。