OPECプラスが原油価格の低迷と迫る供給過剰に直面する中で、より広範囲で生産を制限するOPECプラスの合意の一環として、サウジアラビアは7月に大幅な減産を実施する。
サウジアラビアのエネルギー担当大臣アブドゥルアズィーズ皇太子は、サウジアラビア政府による一日あたり100万バレルの減産は、必要があれば7月以降にも延長される可能性があると述べた。
OPECプラスは、石油輸出国機構とロシアが率いる複数の同盟国とで構成され、7時間の会談の後、6月4日に生産方針についての合意に至り、2024年から全体の生産目標を合計で一日あたり140万バレルさらに減産することを決めた。