中国の経済トップ高官を10年間務めた李克強前首相が10月27日に心臓発作で死去した。68歳だった。
李前首相は2013年から2023年まで中国ナンバー2の指導者で、民間企業の提唱者だったが、習近平国家主席が自分自身をここ数十年間で最も権力のある中国の指導者にし、経済と社会に対する統制を強化した後は、あまり権限が残されなかった。英語を話すエリートエコノミストだった李前首相は、より開かれた市場経済を支持していた。
中国国営中央テレビは、李前首相は最近上海で静養していて、10月26日に心臓発作を起こしたと報じた。