昨年のウィンブルドン決勝と同じ顔合わせの戦いでスペインのカルロス・アルカラスは7月14日、全く情け容赦のないプレーでセルビアのノバク・ジョコビッチに6-2、6-2、7-6 (7-4)でストレート勝ちし、タイトルの防衛を成し遂げた。
アルカラスは2度のウィンブルドン優勝、2022年の全米オープン優勝、そして先月の全仏オープン優勝に続き、今回の試合で四大大会4勝を挙げ、決勝で負けなしの記録を持つ。
敗れたジョコビッチは、マーガレット・コートを抜く四大大会25勝とはならず、ロジャー・フェデラーに並ぶウィンブルドン男子シングルス・タイトル8勝目も逃した。
アルカラスは14分におよぶ接戦の第1ゲームで5度目のブレークポイントを決めた。その後、第3シードの21歳(アルカラスのこと)は猛攻撃を開始、安定したサーブを武器に第1セットをものにした。
ウィンブルドンの女子シングルスでは、チェコのバルボラ・クレイチコバが7月14日、太陽に照らされたセンターコートでイタリアの人気者ジャスミン・パオリーニを6-2、2-6、6-4で制して優勝した。