米国務省は同省のウェブサイトで、台湾の独立を支持しないという記述を削除した。これは、台湾政府が2月16日、台湾を支持しているものとして称賛した複数の変更の1つだ。
台湾に関するファクトシートでは、台湾と(民主的に統治されている台湾を自国と主張する)中国のいずれの側からの一方的な現状変更にも反対する、という米政府の立場を保持している。
しかし、同ページでは「われわれは台湾独立を支持しない」という文言を削除しただけでなく、米国防総省の技術・半導体開発プロジェクトへの台湾の協力に関する言及を追加し、米国は「適用可能な場合には」台湾の国際機関への加盟を支持するとも記した。
米国は多くの国と同様、台湾と正式な外交関係を結んでいないが、台湾にとって最も強力な国際的支援国であり、台湾に自衛手段を提供することが法律で義務づけられている。
米国務省のウェブサイトは2月13日に更新された文書の中で、「われわれは、いずれの側からの一方的な現状変更にも反対する」と記している。