非合法組織クルド労働者党(PKK)の武装組織は3月1日、投獄された指導者のアブドラ・オジャラン氏による武装解除の呼びかけに従って、即時停戦を宣言したと、PKKに近しい通信社が明らかにした。40年間の反乱の終結に向かって大きな一歩となる。
オジャラン氏は2月27日、PKKに武器を置き、解散するように求めた。レジェップ・タイップ・エルドアン大統領の政権と野党の親クルド派の人民平等民主党(DEM)はこの動きを支持する声を上げた。
もし成功すれば、停戦は地域の情勢を大きく変える可能性があり、1984年以降4万人以上の死者を出した紛争の終結につながるかもしれない。