韓国は3月1日、飛行機内へのリチウム電池の持ち込みについて規則を強化した。携帯電話や電子タバコに使用される電池が誤作動を起こし、発煙や発火、過熱につながる可能性があり、航空機へのリスクが高まっていることが浮き彫りになった。
航空業界では、使用が拡大するリチウム電池を長年安全上の懸念として認識し、事故を受けて規則が段階的に厳格化されてきた。
3月1日から、韓国の航空会社の便を利用する乗客は、モバイルバッテリーや電子タバコを頭上の荷物入れではなく手荷物として携帯しなければならない。また、機内での充電は禁止され、電池の数量や出力制限も適用される