the japan times Alpha

TOEIC®スコアがUPした読者の体験談

「ただ読み流す」のをやめ、一つの記事を和訳することで見えてきたこと

KFさん(TOEIC®スコアの伸び:245/購読前510⇒購読後755)

記事を1本決めてノートに和訳しているとのこと。なぜ和訳を始めたのでしょうか。

購読を始めた当初は、ただ単に読み流すだけでした。しかし黙読だけだと、英文の意味を正確に掴めなくても、なんとなく「分かった(読めた)」気になるだけで、実のところ理解できていないのではないかと心配になってきました。そこで実際にノートに和訳をしてみたんです。すると、感覚的にあやふやな理解をしていては書くことができない事に気づきました。和訳の作業では、文法、語法、単語、イディオム等の精確な理解が要求されるので、ノートに書くことには意味があるのかなと思っています。

和訳の対象を「Odds&Ends」に決められた理由はありますか?

vocabularysheet

新聞の全ての記事を和訳していては、時間がいくらあっても足りませんから、ひとつの記事を選択しなければなりません。それが私の場合には「Odds&Ends」でした。
これを選んだ理由は、内容に興味を持てた事です。また筆者が英語ネイティブだった事も選択した理由のひとつです。ネイティブの発想で書かれた文章で和訳作業を続けてきて、英文としての基本構造(SVOC等)、特に語順に親しんできたように思います。

500点台から700点台までスコアアップされていますが、Alphaの読み方に何か変化はありましたか?

TOEIC®の点数が低かった頃は、記事を読んでも理解が大雑把だったように思います。今でも、楽々記事が読めるというレベルではありませんが、それでも記事を読んで内容を理解できてきているような感触はあります。
Alphaに掲載されているニュース記事は、日本のTVや新聞などでも取り上げられていますから、英文が理解できていなくても、記事の内容は何となく分かってしまいます(それがヒントになって良いところでもあるのですが)。ところが筆者がネイティブのエッセイなどは、英語力が低いと内容がしっかり理解できないので、読解力の指標になりますね。読む力がついてきたので、エッセイを読んでも内容を愉しめるようになってきました。