バルセロナは、気候変動に対処し、ヨーロッパが苦労している個人用電気自動車市場への移行を支援するための役目を果たしながら、公共交通機関の環境負荷を減らすのを助けるため、クリーンエネルギー技術政策をまとめた。
バルセロナの地下鉄の16駅は、メトロチャージ・プロジェクトの一部となり、このプロジェクトでは、地下鉄の電車のブレーキから得たエネルギーが電車と駅に電力を供給するために活用され、余剰分は個人所有の車用の充電スタンドに電力を供給するため、蛇行するケーブルを通って地上へ送られる。
メトロチャージプロジェクトに投じられる730万ユーロ(12億円)は、削減されるエネルギーコストのおかげで、4年間で回収できると予測されている。